30代後半に口紅とアイメイクの化粧品アレルギーになりました

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私が最初に化粧品アレルギーを発症したのは38歳くらいの頃でした。

とはいっても私の場合はアレルギーが出たのはアイメイクと口紅のみ。基礎化粧やファンデーションのトラブルはありませんでした。

最初に発症したのは唇です。

きっかけは分かりません。最初はそれがアレルギー反応だとは思いもよりませんでした。ある日何かひどくカラ~いものを食べた直後のように唇がヒリヒリと腫れているのに気付きました。アレルギーだとは夢にも思わなかったので「赤くなってるし口紅塗る手間省けるかもー」なんて呑気に構えていたのですが、一向に腫れが引かないのと、だんだんその腫れが薄く膿を持ち出したり、唇の外郭を超えて腫れだしたのでさすがに困るようになってきました。


そのうち唇の両端も切れて痛むようになり、その頃仕事がハードで連日午前様の日々でしたから、これは内臓系から来ているものに違いないと確信していました。忙しかったのでなかなか病院にも行けず、貴重な週末の時間を病院にとられるのもなんだかなーという感じで、ちょうど数週間先に人間ドックを控えていたのでそれまで我慢することにしました。その間もどんどん唇は腫れ続け、オバQ状態の日々でした…

待ちに待った人間ドックの当日、検査終了後の医師との問診の際に待ってましたとばかりにこのことを訴えました。ところが医師の反応はつれないもので、それは皮膚科に行ってください、と一蹴。皮膚科という意識が全くなかった私はびっくりして「皮膚科? やっぱり人間ドックなんかに来ている医者なんてヤブだわねー」などと内心悪態をつきつつ、内臓の病気でないのならそんなに緊急性もなかろうと変な言い訳もできてさらに放置しているうちに、到々唇だけでなくまぶたにも腫れが出てきてしまい、やっぱり皮膚科に行くべきだったのだと愕然としたのでした。どうしようもなくなって、やっと週末皮膚科に行きました。

皮膚科の先生にまず開口、「どうしてこんなになるまで放っておいたの?」と言われました。検査の結果、ダニとハウスダストに軽いアレルギー反応があることが分かったのですが、今回の腫れの原因は化粧品であると言われました。小太りで眼鏡をかけて人好きのする早口のその先生から、「赤ちゃんにも塗ることができるくらい」微量のステロイドの入った塗り薬と、教え受けました。「アレルギーが引くまでは自分を5歳の子供だと思ってください。お酒を飲まない。熱過ぎるものを食べない。辛い物を食べない。お化粧をしない」

無理なことばかりです。

それでもやはり早く治って欲しかったので、薬を塗り、できる範囲で教えを守り、普通にお化粧もできるように戻って一時は治った、ように見えたのです。

ところが。

それから5年ほど経ったでしょうか。

ちょうと引っ越しをしたタイミングで、知らず知らずのうちに多くのホコリ・ダニに触れてしまったのが引き金になったのでしょう、最初は腕や足など肌を出している部分にじんましんのような腫れが出て、久しぶりに唇やまぶたも腫れだしたのです。

前回に懲りて、今回は早めに近くの皮膚科に行ったのですが、今回はいくら薬を塗っても治りません。花粉症の人によく処方される「アレグラ」を飲むと少し治まるのですが、飲む量と頻度は増える一方。

化粧ができないってどういうこと?! ただでさえジミな顔なのに…

化粧しないで外出するのは気後れするものです。たとえ周りはまるで気にしていないとしても。

その頃の私にとってアイラインとマスカラは必需品。口紅はグロスがお気に入りでした。

ところがアイライン・マスカラどころかアイシャドウも受け付けません。肌が「もうムリ!!我慢にも限界がある!!!」とブチ切れた感じでした。(こんなふうにいうと「どれだけ厚化粧だったの?」と思われるかもしれませんが、実は全然です。悲しいことにそもそも化粧映えしない顔なのです。ほんと私のお肌は何が気に入らなかったのかさっぱり分かりません)

特にアイメイクの拒絶具合は半端なく、しばらくの間は普段アイメイクを控えて飲み会とか予定がある日だけでも…とだましだまししていたのですが、そのうちダマしきれなくなってきました。アイメイクをして2、3時間もすれば腫れが始まる始末。

一方唇のほうも負けてはおらず、ガンとして口紅どころかリップクリームすら受け付けません。メンタムリップやDHC、オーガニックやハチミツなど色々試してみましたが一向に怒りをおさめてくれません。こちらも諦めきれませんからあの頃は思い出してもたいへんでした…

そんな悪戦苦闘が1年あまりも続いたでしょうか、ようやく転機が訪れてきました。
それは「諦め」です。
もういいや、と。

正直疲れたのもあります。

ちょっと長くなってしまいましたので、後日談は「化粧品アレルギーから唇の腫れが治るまで」を是非ご覧ください。

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