化粧品アレルギーから唇の腫れが治るまで

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30代後半に口紅とアイメイクの化粧品アレルギーを発症したことは、以前の記事「30代後半に口紅とアイメイクの化粧品アレルギーになりました」に書きました。

アイメイクでアレルギーを発症すると見た目本当にヒドいことになるので、早々にアイメイクアレルギーに関しては戦うのを諦めてしまいました。地味顔としてはつらいですけど。

一方の唇については、口紅を塗れないどころか長らくの期間腫れてたいへんでした。腫れたあとはたいてい軽く膿になって、その次の段階は風邪などで高熱を出したときのように唇がひび割れて浮き上がり、ガサガサになるのです。自分では次第に見慣れてきましたが、他の人からいったいどんなふうに見えていたのだろうかと今でも思います。

とにかく唇が荒れて困るので、本当にありとあらゆるリップクリームを試しました。メンタムリップ、DHC、高価なもの、薬用、オーガニック、いっそのことハチミツを直接塗ってみたり…

結果はどれもダメ。どうしてもアレルギー反応が出てしまうのです。

皮膚科で処方された「プラスチベース」という透明な軟膏が一番肌に合って腫れないので、ただただプラスチベースを入手するために皮膚科に通っていました。

もうほとんど諦めかけた頃、意外な解決策に出会いました。

その一つは「Vaseline」です。

それは会社の友人から教えてもらいました。自分も肌が弱いのだが、Vaselineは不純物が少ないからいいよ、と。そう、おなじみのあのVaselineです。

Vaselineは有名なので知ってはいたけれど、なぜか私はあまり購入の対象物としての認識はなく、使ったことがありませんでした。友人の勧めに従い早速使ってみると、これが不思議なことにまったくアレルギー反応が出ない。ここまでたどり着くのに相当長い年月がかかりましたが、ようやく落ち着くことができました。それ以降、ずっとVaselineのお世話になっていますが、Vaselineで唇が腫れることはありません。めでたしめでたし。

ところが、私のVaseline依存が始まります。

乾燥していると唇がピリピリと痛み、ガサガサになるので見た目も気になり、Vaselineがいつ何時も欠かせません。いつも複数購入して、カバンの中に1個、職場のデスクに1個、リビングに1個、洗面所に1個、鏡台に1個、ベッド脇に1個・・・というていたらくです。

これを見かねた(Vaselineを紹介してくれたのとは別の)友人が、「いくら何でもVaselineに依存し過ぎ」と色々と調べてくれてネットで「荒れた唇は何も塗らずに乾燥させるべし」という荒業を入手してきたのです。

最初は「えーーーー」と思いました。荒れた唇は保湿が不可欠でしょ、と。

本来ならスルーしたいところなのですが、唇が乾燥していると痛むことも、ヴァセリンさえ塗っていれば症状が治まることも説明したところでこの友人はツワモノなので決して聞き入れず、それは根本的解決ではないと許してくれません。

カピカピに乾くと痛むのでほんとに勘弁だったのですが、ツワモノの友人に納得していただくには一度は試さなければ。試しても駄目だったら許してくれるでしょう、とほとんど殉死の覚悟でVaselineを手放しました。もちろん不潔にしているのはよくないので、食事をした後などは水できれいに洗います。

というわけで荒れた唇に何も塗らないとどうなるか、人体実験を行いました。

腫れてうっすら膿をもっている状態ですから、乾燥するとヤケドのようにピキーンと唇の皮膚が張ってしまっていたいのです。それを我慢してやり過ごすと今度は風邪で高熱を出した時のように唇がバリバリにひび割れてきます。

修行のように無の心でこれを何度か繰り返すと…不思議なことにいつしか生まれたてのように柔らかい唇の皮が、まるで氷に閉ざされた大地の下から春の息吹が蘇るように現れてきたのでした。(大げさ)

ほんとうに「一皮」むけました。

それ以来、今もVaselineを携帯していますが、以前のように神経質に頻繁に塗ることはありません。刺激物(辛いものや味の濃いものなど)を食べるとたまに唇がひりひりするので、そんなときに塗る程度です。あと口紅を塗る前に下地として・・・

そう、口紅も塗ることができるようになったのです!

もちろん口紅なら何でも塗れるようになったのではないですよ。むしろほとんどのものがダメで、大丈夫なブランドを見つけた、ということです。

このお話はまた次回に・・・



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