食品表示検定という試験があるのをご存じでしょうか。
一般社団法人食品表示検定協会というところが主催していて、年に2回初級・中級、年に1回上級の認定試験を行っています。
これがことのほか合格率が低いのです!
合格率の低い年はなんと12.0%。
この試験の合格基準は合格点80点なので、試験問題が難しい年は当然合格率が低くなります。
わたしが受けた2022年は18.7%でかなり合格率が高いほうなので、たぶん比較的問題が易しかったのだと考えられます。問題が易しめだなというのは受験中にも感じていて、今回合格率が高いと翌年は難しくなる可能性もあり、何が何でも今回受かりたい!と思いながら試験問題と格闘しました。
なので、合格と知ったときにはほんとにうれしかったです!!
何より来年受験しなくて済む!(涙)
上述の予想のとおり、もし来年問題が難しければ、悪くすると来年も不合格の可能性もあるし。
思えば5年前、何の目標もなく長年勤めた会社を辞めて、時間だけはあったので、以前よりなんとなく興味のあった「食」の勉強を手当たり次第に始めました。
発酵食品、添加物、遺伝子組み換え、手づくり調味料、有機農産物、加工食品・・・
多くのよい仲間にも出会いました。
その中で感じたことに、わたしには特徴がないなと。
仲間たちのほとんどは、食以外にもともと腸活やエステ、鍼灸などを仕事としていたり、ご自身が大病をされたり、お子さんがアトピーだったり。
わたしは食とはまったく関連のない業界でしか仕事の経験もないし、幸いなことにすこぶる健康で、生まれてこの方病気らしい病気をしたこともありません。(子どものころ親に小児科に連れていかれて以来、予防のための歯医者とコンタクトレンズのための眼医者以外まったく病院に行っていないという健康体)
そんなわたしがどうやって「食」を人様に伝えていくのか。
手探りで悩み続けた中でこれだ!と思ったのが食品表示でした。
発酵食品や手づくり調味料の教室を自宅でときどき行っているのですが、自分で調味料なんかをつくろうなんて食に関心の高い方でも、「お買いもののときに食品表示を見ていますか?」と伺うと、意外と見ていない方が多いのに驚きます。
「見てもよくわからないから・・・」
「気にしだすと買うものがなくなっちゃう」
などというのが理由のようです。
ぜひ食品表示を見て日々の食べものを選ぶことの大切さを知ってほしい!
一生懸命からだによい食品をつくっている食品メーカーの商品を選んでほしい!
そんなこんなで、食品表示のプロフェッショナルになる!と決めたのでした。
そのためにも、何が何でも取りたかった「上級食品表示診断士」の資格。
これからも知識向上に邁進し、一人でも多くの方に食品表示の大切さを伝えていく、という大志を抱いてがんばっていきたいと思います。
ということで、食育や食品表示の講師のお仕事を承っております!!(笑)