(続き) 母がいない実家は分かってはいたけれどしんとしていた。 動けない母と何がどこにあるか分からないケアマネージャーさんが慌てて入院の準備をした様子が窺い知れるように、…続きを読む “母が圧迫骨折で入院。老人ホームへの入所を決意しました。(3)”
(続き) 84歳になった母の体力が春あたりから目に見えて落ちてきたこと、加えて認知症の片鱗と思われる傾向が表れ始めてきたこと。自分にとって楽しくないこと、好ましくないこと…続きを読む “母が圧迫骨折で入院。老人ホームへの入所を決意しました。(2)”
最初はかなり嫌がっていた介護サービスの利用に、やっと母が少しずつ慣れてきてくれた。 デイサービスなどは、寧ろ楽しみにしている様子。そんなものだと周りの友人からは聞いていた…続きを読む “母が圧迫骨折で入院。老人ホームへの入所を決意しました。(1)”
少しずつ、遠く離れて住む母の様子がおかしくなっている気がして、帰省の準備をしていた。今度こそ病院に行って認知症の検査をしてもらおう。 帰省を控えたそんなある朝、いつものよ…続きを読む “認知症の検査”
母が少しずつ静かに壊れていっている。 私は今東京に住んでいるが、昨年末仕事を辞めた。本来なら、関西の実家に戻って一人住まい母の傍にいるべきなのだろうか。今は昨年の年収を基…続きを読む “静かに壊れていく母”
今、私の母は83歳だ。もう35年住み慣れた関西のマンションで一人暮らしている。「もうすぐおばあちゃん(母の母親)の死んだ齢(84歳)になる」と何かにつけ口にする。 私はも…続きを読む “ひとり暮らしの母”